スーパーフォーミュラ鈴鹿テスト:山本尚貴が被った“謎の白ヘルメット”の正体は……!?(オートスポーツweb)

12月6日、鈴鹿サーキットで全日本スーパーフォーミュラ選手権のエンジンメーカー/ルーキードライバーテストが行われたが、このテストに参加したTEAM MUGENの16号車に、見慣れぬ真っ白のヘルメットのドライバーが乗り込んだ。実際はエントリーリストどおり山本尚貴が乗り込んでいたのだが、この白いヘルメットはなんなのだろうか?

【白ヘルメットの山本尚貴駆るTEAM MUGENのSF14】

 多くの新人ドライバーが集まった今回のルーキーテスト。当然、コースサイドでカメラを構えていても、そのヘルメットのカラーリングでドライバーを判別する。特に今回のように、午前と午後でドライバーが代わるときがある場合は、ヘルメットの色は重要だ。

 そんななか、TEAM MUGENの16号車は、アマチュアドライバーのような真っ白なヘルメットを被ったドライバーが駆っていた。エントリーリストは山本ひとりのはず……。午前のセッション途中から、見慣れたイエローのカラーリングのヘルメットが見られたため、それは当然山本と認識できた。ただ、後から写真を見返すと、白いヘルメットの中に見えるのも山本の表情だ。

 午前は4番手につけていた山本は、6番手タイムをマークした午後のセッションでも白いヘルメットで走行していたが、これはいったいどういうことなのか。直接山本に聞いてみた。

「あれはもうひとりのドライバーですね」とニヤリと笑う山本。

「……というのは冗談で(笑)、新しいヘルメットのテストをさせていただいています。型番はGP-6で同じなのですが、フィンやシールドなども新しいものを使っています」

 今回山本が使っていたのは、多くのトップドライバーが使用するGP-6と同じ型番ながら、「マイナーチェンジといった具合でいろいろ試しています」とアライヘルメットからのオーダーや、山本からのリクエストが反映されているものだとか。

「いい部分もありましたし、改良した方がいいところ、変わらなかったところもいくつかありました。明日の走行でも活かしていきたいですね」と山本は言う。

 ただ、「わざわざ試作のヘルメットにカラーリングするのももったいない……と白いまま持ってきましたが、意外に斬新というか。観ている方からは『誰だ?』となったかもしれませんね(笑)」と山本も笑う。

「やっぱりヘルメットを被ると集中するのですが、まわりを観たら意外に周囲がクスッとしていて。そこで白いヘルメットを被っているのを思い出す感じでした」

「今回は新しいソフトタイヤが入っていたり、シーズン中にできなかった車体やエンジンのテストもしています。それ以外でも、ヘルメットもドライバーにとっては大事なファクターにはなりますからね。そういう小さいところから、大きな成果を得られると思っています」

 ドライバーが被るヘルメットは、特にスーパーフォーミュラのような高速で走るフォーミュラの場合はちょっとしたフィンやダクトによって、大きくフィーリングが変わったり、浮き上がりを抑えたりする。今回の白ヘルメットは、そうした緻密な改良の一環であるようだ。

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